医師の「早期リタイア(FIRE)」は本当に現実的か?キャリアを最前線で走り続ける前に、立ち止まって考えてみませんか
- いまだ金時ブログ主

- 2025年5月4日
- 読了時間: 3分
「このまま60歳まで働き続けるなんて正直しんどい」「もう少しゆったりと、家族と過ごす時間を大切にしたい」
そんな想いから、近年注目されているのがFIRE(ファイア)=経済的自立と早期リタイアというライフスタイルです。
高収入な医師であればFIREに近づけそうな気もしますが、果たして本当に現実的なのでしょうか?この記事では、医師にとってのFIREの可否と、その実現に向けた現実的な戦略を解説します。
FIREとは?基礎からおさらい
FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略で、働かなくても生活できるだけの資産を築き、早期に引退するという考え方です。
具体的には、以下のような状態を目指します。
日々の生活費 < 保有資産から得られる不労所得(配当・家賃・利息など)例)年間生活費が300万円 → 利回り4%の資産7500万円が必要
フルリタイア型のFIREだけでなく、「少し働きながら自由度を高める」サイドFIREやバリスタFIREなど、多様なスタイルがあるのも特徴です。
医師FIREの“強み”と“ハードル”
医師がFIREを目指す場合、一般的な会社員よりも有利な点があります。
高収入で貯蓄余力がある社会的信用が高く、投資や融資に強いスキルが専門的なので「必要とされ続ける」
一方で、以下のようなハードルも無視できません。
生活レベルが高く、支出を下げにくい長時間労働が常態化しており、資産形成に時間を割けない税金・社会保険負担が重く、手取りに対する感覚が鈍くなりがち
つまり、努力すればFIREに届くポテンシャルはあるけれど、戦略なしでは実現しづらいのが現実です。
FIREに向けた医師の戦略3ステップ
ステップ1 生活費を把握・最適化する最初にやるべきは「今の生活費がいくらかかっているか」の把握。都内在住・子ども2人・私立中学…などの条件が揃うと、年間支出は1000万円を超えることも。
FIREの難易度は「いくら稼げるか」ではなく「いくらで暮らせるか」で決まるため、まずは固定費の見直しからスタートしましょう。
ステップ2 運用型資産をつくる年収2000万円でも、貯金だけではFIREは実現しません。重要なのは「お金に働いてもらう」仕組みづくりです。
NISAやiDeCoを活用したインデックス投資不動産による家賃収入高配当株やETFなどのキャッシュフロー資産
これらを積み重ねて「労働以外の収入=資産所得」を育てていくことが、FIREの核心です。
ステップ3 “フルFIRE”ではなく“ゆるFIRE”を目指す医師におすすめなのは、完全引退を目指すのではなく「診療日を減らし、ストレスのない働き方にシフトする」サイドFIRE型。
非常勤3日勤務+投資収入+副業や講演などで月収50万円。この状態でも生活に十分な余裕があり、精神的にも安定します。
まとめ
医師がFIREを実現するのは「可能だけど、準備と意識改革が必要」です。
ポイントは以下の3つ:
生活費の見直しと支出管理投資や副収入による資産所得の育成フルFIREではなく“自由な働き方”を目指すマインドセット
FIREは「働かない」ことが目的ではなく、「働かなくてもいい状態で、自分の人生を選べる」自由を手に入れるための手段です。
医師という職業の強みを活かせば、それは十分“現実的な未来”になります。


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