開業医のタイムマネジメント|診療と経営を両立させる習慣5選
- いまだ金時ブログ主

- 5月4日
- 読了時間: 3分
「診療だけやっていたい」のに、やることが多すぎる!
「今日こそ早く帰ろうと思ったのに…」
気づいたら20時。院長室の机には未処理の請求書、スタッフのシフト相談、クレーム対応のメモ…。
開業医は“経営者”であり“プレイヤー”でもある、**時間の奪い合い状態**。
でも、ある習を取り入れるだけで、劇的にラクになる方法があります。
この記事では、診療と経営を両立する開業医のためのタイムマネジメント術を5つに絞ってご紹介します。
1. 「診療」と「経営」を曜日単位で分ける
診療が終わったあとに経営のことをやろうとすると、99%疲れて集中できません。
それならいっそ、経営のための“ブロック時間”を確保するのがベストです。
▷ 例:水曜午後は「診療ゼロ・経営集中DAY」
* 財務チェック、採用戦略、広告分析、会計処理をまとめて行う
* 社労士・税理士とのミーティングもこの時間帯に集中
診療と経営を同じ日に並列処理しないのが鉄則です。
2. 時間を生む「3種の神器」をフル活用
医師の時間は高価。
掃除・洗濯・皿洗いで1日1時間以上使っていませんか?
▷ 時短家電3種の神器で“家庭の時間”を取り戻す
食洗機:食後の時間を10分→0分に
ドラム式洗濯乾燥機:干す・取り込む手間をゼロに
ロボット掃除機:診療中に部屋がきれいになってる!
自分の代わりに“働いてくれるモノ”には、遠慮なく投資しましょう。
3. 「やらないことリスト」をチームで共有
すべてを自分で決めようとすると、確実にパンクします。
だからこそ大切なのは、やらないこと”を決めて、任せること。
▷ 院長がやらないと決めるべき業務例
* SNSの運用 → スタッフ or 外注へ
* 採用の初期対応 → エージェントや事務長に任せる
* 売上の日次チェック → 週1に集約して効率化
リストにしてスタッフと共有すると、**判断に迷わない組織**ができます。
4. 医師以外が主役の「診療体制」を整える
開業医は「自分が動かないと回らない」状態に陥りがち。
でも、それでは**時間も自由も永遠に得られません。**
▷ チームで回す診療体制の例
* 看護師やコメディカルが問診・指導を主導
* シフト制で“院長不在”でも機能する運営
* 若手医師やバイト医師の活用(診療の外注)
「自分しかできない」を**できるだけ減らす仕組み作り**が、自由な時間を生み出します。
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5. 自動化ツールで“ルーチン業務”を潰す
経営に必要な情報はたくさんありますが、それを毎回人力で集めるのは無駄の極み。
▷ おすすめの自動化ツール・仕組み
Googleフォーム+スプレッドシート:スタッフの意見集約
freeeやマネーフォワード:会計・給与処理の自動化
LINE公式アカウント:患者連絡・キャンセル対応の効率化
ChatGPTの活用:院内資料や掲示文のテンプレ作成などに
繰り返す作業は、自動化 or テンプレ化が鉄則です。
おわりに|開業医こそ、時間の余白が必要
「頑張って診療を回しているのに、なぜか疲れが取れない」
それは、経営と診療の“境界線”が曖昧だからかもしれません。
時間の使い方を見直すことは、
患者さんのためでもあり、自分と家族のためでもあります。
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▼まとめ|診療と経営を両立させるための習慣
1. 曜日で「経営の時間」を確保する
2. 時短家電で家事を削減
3. 「やらないことリスト」で判断疲れを減らす
4. 医師以外が回す体制をつくる
5. 自動化ツールで時間を取り戻す


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